シーシャのりんご系フレーバー入門|ダブルアップルの正体と選び方

シーシャの「りんご系」フレーバーは、アニスが香る“ダブルアップル系”と、果実そのままの“素のアップル系”に分かれます。両者の違いと主要ブランドのおすすめ6種、選び方のコツを紹介します。
シーシャのフレーバー表で「りんご」「アップル」と名のつくものを頼んだら、想像と違う味が出てきた——という経験がある人は少なくありません。実はりんご系には、アニスの香りが主役の「ダブルアップル系」と、りんご本来の甘さを楽しむ「素のアップル系」という、まったく異なる2つの系統が混在しています。この違いを知っておくだけで、注文の失敗がぐっと減ります。両者の違いと、主要ブランドのおすすめりんご系フレーバーを紹介します。
りんご系は実は「2つの世界」に分かれる
大きく分けると、①アニス(八角に似た香り)とリコリスをベースにした「ダブルアップル系」、②りんご本来の甘さや酸味を再現した「素のアップル系」の2種類があります。名前に「アップル」とついていても、①は口に含んだ瞬間に香辛料のような独特な香りが立ち、りんごらしさは奥に隠れています。②は果実そのものの甘酸っぱさがまっすぐ感じられ、印象はまるで別物。まずこの2系統があることを知っておくと、注文で選びやすくなります。
定番「ダブルアップル/トゥーアップル」の正体
シーシャの世界でもっとも知られるりんご系が、「ダブルアップル」または「トゥーアップル(Two Apples)」と呼ばれるフレーバーです。中東生まれのシーシャ文化の中で元祖フレーバーのひとつとも言われ、赤リンゴの甘みと青リンゴの爽やかさをアニスの独特な風味で包んだ味わいとして親しまれてきました。実際の香りの主役はアニスとリコリスで、りんご感はあくまで名前のイメージに近いというのが実情です。もっと深く知りたい方はトゥーアップルを楽しむミックスレシピも参考にしてください。

Two Apples
トゥーアップル
赤りんごと青りんごのみずみずしさにアニス(甘い黒リコリス系スパイス)が加わり、独特の奥行きと甘さが絶妙に共存する。中東のシーシャカフェで最も注文されるフレーバーの一つで、数十年にわたって世界中で愛され続けている伝統の味。甘さが前面に出るためアニスが苦手な人でも意外と飲みやすく、ミントと合わせると清涼感が増してさらに定番の一杯になる。
アルファーヘルの看板フレーバー。アニスとリコリスの香りに包まれた、りんご系の代表格です。

Bahraini Apple
バーレーニアップル
りんごの甘くジューシーなフルーツ系フレーバー。
アルワハによるダブルアップル系のバリエーション。中東らしい深みのある香り付けで、本家とは少し違う表情を楽しめます。
クセの少ない、素直な甘さのりんご系
アニスの香りが苦手、あるいは「りんごらしいりんご」を楽しみたい場合は、素のアップル系がおすすめです。グリーンアップルは青りんごらしいすっきりした酸味と甘さが特徴で、アニス感はほとんどありません。サワーアップルは、りんご飴やキャンディを思わせるはっきりした甘酸っぱさが前面に出たタイプです。

Green Apple
グリーンアップル
爽やかな酸味が際立つ青りんごの一本。
デクラウドの青りんご系。アニス控えめで、すっきりとした酸味と甘さを素直に楽しめます。

Sour Apple
サワー・アップル
爽やかな酸味が際立つ青りんご。リコリスは入らない純粋なりんごで、キャラメルとのミックスが公式おすすめ。
スターバズらしい、りんご飴のようなはっきりした甘酸っぱさ。キャンディ系が好きな人に向きます。
シナモンやキャラメルで表情を変える系統も
りんごはスパイスや洋菓子とも相性がよく、シナモンやキャラメルを重ねたバリエーションも人気です。シナモンは温かみのある香りに、キャラメルはデザートのような甘さに仕上がります。

Ice Apple Cinnamon
アイスアップルシナモン
ミント・シナモン・りんごの清涼感あふれるミント系フレーバー。
バンバンによる、シナモンの香りに清涼感を効かせたアップル系。温かみと爽快感が同居する変わり種です。

Apple Pie
アップルパイ
焼きたてアップルパイをイメージした一本。Apple 509と同じリンゴに、バニラとシナモンの香りと焼き菓子の香ばしさ。
トライフェクタによる、焼き菓子を思わせる甘い香りのアップル系。デザート感覚で楽しみたいときに向きます。
選び方のコツ
はじめの一つを選ぶなら、まず自分がアニスの香りを平気だと感じるかどうかで系統を決めるのが近道です。重く感じたら、ミントやシトラスを少量足すとアニスの主張が和らぎ、吸いやすくなります。比率の基本はシーシャミックス入門を参考に。ほかの果実系はフルーツ系フレーバーの一覧、初めてのフレーバー選びに迷う方は初心者向けのシーシャの楽しみ方もどうぞ。りんご系はクセが強すぎないぶん、ブドウ系のおすすめなどほかの果実系と混ぜて試すのもおすすめです。
よくある質問
Q. ダブルアップルとトゥーアップルは同じフレーバー? 呼び方が違うだけで、基本的には同じ系統を指します。中東由来のアニス・リコリス系フレーバーの通称で、店舗やブランドによって表記が異なります。
Q. りんご系はミントと合う? 相性は良いとされています。アニスの香りが重く感じるときは、ミントを少量加えると清涼感が加わり、後味が軽くなりやすいです。
Q. アニスの香りが苦手でもりんご系は楽しめる? グリーンアップルやサワーアップルのように、アニスをほとんど使わない素のアップル系を選べば問題なく楽しめます。まずは系統を確認してから選ぶのがおすすめです。
まとめ
りんご系フレーバーは、アニスが主役の「ダブルアップル系」と、果実そのものの甘さを楽しむ「素のアップル系」に分かれます。まずはどちらの系統が自分に合うかを知ることが、失敗しない選び方の第一歩です。定番のトゥーアップルから試すのもよし、素直な甘さのグリーンアップルから始めるのもよし。自分好みの一つを見つけてみてください。
なお、シーシャは20歳以上の方を対象とした嗜好品です。マナーと体調に配慮して楽しんでください。


