紅茶系シーシャフレーバー入門|アールグレイ・抹茶・ミルクティーの選び方

アールグレイの華やかな柑橘香から抹茶・ほうじ茶の和の香ばしさ、ミルクティーのまろやかな甘さまで。紅茶系シーシャフレーバーの特徴とタイプ別のおすすめ、失敗しない熱管理のコツを紹介します。
紅茶やお茶を思わせる香りをまとった「紅茶系」フレーバーは、フルーツ系やミント系ほど目立たないものの、多くのブランドが定番として扱う奥深いジャンルです。アールグレイの華やかな柑橘香から、抹茶やほうじ茶の和の香ばしさ、ミルクティーのまろやかな甘さまで、紅茶系とひとくちに言っても幅は広く、食後や落ち着きたい時間との相性がいいのも特徴です。今回は紅茶系フレーバーの特徴とタイプ別の選び方、そして楽しむうえで知っておきたいポイントを紹介します。
紅茶系フレーバーの核、アールグレイの正体
紅茶系フレーバーの代表格といえばアールグレイです。アールグレイは本来、ベルガモットというイタリア南部カラブリア州産の柑橘でオレンジやレモンに似た爽やかさとフローラルな香りを併せ持つ果実で着香した紅茶の総称で、世界のベルガモットの9割以上がこのカラブリア州で作られていると言われています。シーシャのアールグレイ系フレーバーも、この柑橘とフローラルが重なった香りを再現したものが多く、紅茶の渋みよりも香りの華やかさを楽しむジャンルだと捉えるとわかりやすいはずです。

Earl Grey
アールグレイ
紅茶・ベルガモットの上品なお茶系フレーバー。

Milk Tea
ミルクティー
たっぷりのミルクを加えた紅茶をイメージした、まろやかなミルクティー。
フマリのアールグレイは紅茶の風味をしっかり感じられるストレートタイプで、ジャスミンやピーチ、バニラなど幅広いフレーバーと合わせやすいのが魅力です。アルワハのミルクティーはまろやかな甘さが前に出るタイプで、紅茶系の中でも吸いやすい部類に入ります。
和の香ばしさ、抹茶・ほうじ茶系
紅茶系のなかでも、抹茶やほうじ茶といった和のお茶を再現したフレーバーは近年存在感を増しているジャンルです。

Matcha
抹茶
ほろ苦く香り高い抹茶の和テイストな一本。

Hojicha
ほうじ茶
香ばしいほうじ茶の落ち着いた和テイストな一本。
デクラウドはフルーツ由来の自然な原料を使うノンニコチン・ノンタールのブランドとして知られていますが、抹茶やほうじ茶のような和のお茶の香りをラインナップに持つのも特徴です。ただしデクラウドは熱への耐性が弱く揮発性が高い原料を使っているため、炭を強くしすぎるとイガイガとした煙になりやすいと言われています。少なめの炭でじっくり熱を入れるほうが、抹茶やほうじ茶らしい香ばしさを保ちやすいはずです。
変わり種も豊富|アイスティー系・ミルクティー系

GLITCH ICE TEA
グリッチアイスティー
アイスピーチティー。最初に桃が香り、最後に紅茶とほのかな清涼感が残る。

Hong Kong Milk Tea
ホンコン・ミルクティー
なめらかな紅茶にミルクと砂糖を加えた香港式ミルクティー。コンデンスミルク使用の香り高く濃厚な味わい。
ダークサイドはダークリーフらしいコクのある葉を使いながら、アイスティーの爽やかな甘さを重ねたグリッチアイスティーのようなユニークなラインナップも展開しています。ソーシャルスモークのホンコン・ミルクティーは、練乳を思わせる濃厚な甘さが特徴の香港式ミルクティーを再現したフレーバーで、紅茶系のなかでも個性派を試したい方に向いています。
ミックスで広がる紅茶系の楽しみ方
アールグレイ系のフレーバーは、バニラやローズ、桃系のフルーツと合わせるとより紅茶らしい華やかさが引き立つとよく言われ、逆に分量を増やすほどスパイシーな渋みが強く出やすいため、フルーツと組み合わせる際は控えめの配分から試すのがコツです。基本的な配合の考え方はシーシャミックス入門|初心者でも失敗しない定番4パターンと比率の基本でも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。ミルクティー系はデザート系フレーバーとも相性がよく、デザート系シーシャフレーバー入門で紹介しているクリーミー系との重ね方も応用できます。落ち着いた時間に紅茶系を楽しみたい方は、食後のシーシャガイドもあわせてチェックしてみてください。
よくある質問
Q. 紅茶系フレーバーにはカフェインが含まれている? シーシャのフレーバーはモラセス(糖蜜)やグリセリン、香料で香りを再現したもので、実際の茶葉やカフェインを使っているわけではないとされています。紅茶や抹茶そのものを吸っているわけではなく、あくまで香りづけとして楽しむジャンルです。
Q. 紅茶系は初心者でも吸いやすい? ミルクティー系のようにまろやかな甘さが前に出るタイプは吸いやすいとされていますが、アールグレイのようなストレート系は柑橘とフローラルの香りが強めに出るため好みが分かれやすいと言われています。まずはミルクティー系から試すのがおすすめです。
まとめ
紅茶系フレーバーは、アールグレイの華やかな柑橘香から抹茶・ほうじ茶の和の香ばしさ、ミルクティーのまろやかな甘さまで幅広いジャンルです。まずはミルクティー系のような吸いやすいタイプから試し、慣れてきたらアールグレイの奥深さや、アイスティー・香港式ミルクティーのような個性派にも挑戦してみてください。
なお、シーシャは20歳以上の方を対象とした嗜好品です。適量を守り、周囲への配慮を忘れずに楽しんでください。


